近くにいるのに遠い君

そういって看護婦さんゎ静かにボタンをはずし、、腕の部分をめくり上げ痛々しい傷跡を私に見せた。。

「私ゎ自分で自分を憎んだ。。どうして思い出せないのって。。
彼ゎ一生懸命に私に会いにきてくれた。。でも、、私ゎ他人扱い。。そしてとうとうその人ゎ新しい彼女を作って私の前に二度と現れることゎなかったゎ。。
今でも彼との思い出が思い出せない。。」

看護婦さんゎ私のほうを見てにこっと笑った。。

「私みたいな失敗、、絶対にしないでね!!自分で自分を傷つけちゃだめだよ。。
絶対にね。。絶対に後悔しないでね!!!
でも、、あなただったら思い出せそうな気がする、、がんばってね。。」

そういって私の手にふわっと暖かい手をかぶせた。。

そしてすぐにその手を離した。。

私ゎ左手首が痛んだ、、そして、、沈黙が続いた。。

ぴぴぴぴぴぴっぴっぴぴぴ・・

看護婦さんの腕時計から音が聞こえた。。

「あっ、、大変!!私もう上がりの時間ジャン!
あぁ~あのね!!内緒にしてね!!彼が待ってるの!!じゃぁーねお大事に。。」

ガララララ~トン・・・

カッカカッカ・・

看護婦さんが走って行ってる音が遠くまで響きずっと聞こえていた。。

あの看護婦さんゎ幸せそうな顔をしていたけど。。影で悲しく泣いている。。

そんな風に私にゎ見えた。。

もう夕焼けが見えていた。。

「もぉすぐ、、もぉすぐ夏だな。。」

静かな病室で一人ボソッと言った。。

なんだか、、悲しくなってしまった。。