「いや、赤じゃないと俺の服に合わないだろ。
それに、時期に俺が当主になるんだから、俺が決めた事は絶対なの」
全く私の事を見てくれてない。
私は飾り物じゃないのに。
私にも意志があるんだよ。
トントン
「お時間になりました。
会場入りして下さい」
そうこうしてる間に時間が経っていたみたいだ。
「麗華、恥をかかせるなよ。
所詮おまえはお飾りなんだから、俺に話を合わせてればいい」
「お飾りって……そんな」
「わかったな」
「……………はい」
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