「神谷は、それでいいんですか? 好きでもない私なんかと政略結婚させられて、勝手に九条家を継ぐ運命を決められて……………」 私は、そんな決められた人生納得がいかない。 「フッ 私も最初は嫌でした。 決められた人生を歩むのも、知らないお嬢様と結婚させられるのも………」 「じゃぁ…………」 「でも、執事としてあなたを見てて思ったんです。 あなたとならよきパートナーとしてやっていけると。 二人でなら、決め付けられたレールを壊していけるのではないかと」 「神谷…………」