「あれ? ケーキ大好きちゃんじゃないか!」 その声の持ち主の顔を見ると…………………やっぱり神宮寺要だった。 「なんであなたなんかが、この場にいるのですか?」 絶対にいつもの姿だったら場違いだ。だけど、今日の神宮寺は違った。 黒いタキシードを少し着崩して、お色気むんむんな姿が、パーティーに合いすぎている。 「ふっ。私は、神宮寺財閥の後継ぎなので。 そちらこそ、この場で会うとは思いもしなかった相手ですがね。」 むかつく………… 「あら、悪かったわね。 私だって財閥の娘なので」