なんなの?いつもの神谷じゃないよ。 今日は神谷の顔が見れない。 私はずっと下を向いたまま会場へ向かった。 ザワザワ…… 「お嬢様、今日は婚約者として来ていますので麗華さんとお呼びさせていただきます。 後、少々疲れると思いますが堂々となさって、笑っていて下さい。 面倒な事は、私が引き受けますので。」 「わかったわ。」 なんでこんなにも優しいのだろう? ほんとの神谷はどのような性格をしてるのか分からなくなったけれど、それを顔に出さずに業界のお偉方に挨拶して回った。