周囲がそんな雰囲気の中、私は神宮寺 要と目があってしまった。 その綺麗な眼差しから逸らすことができないでいると、怪しげに笑ったようなきがした。 「じゃぁ、二人ともカワイイから特別に今度遊んであげるから、許して♪ あ、でも次にここに食べに来たときは、ケーキ二個ずつ頼んでくれるのが条件だけどー。笑。」 うわー。錯覚じゃなかったよ………………。 絶対、私の事を馬鹿にして笑ったし……………悔しい……………。 そんな事を頭では考えながらも、その笑いが魅力的すぎて、私の顔は真っ赤だった。