じいさんとアタシ


「お邪魔します…」


先生が「遠慮しないで入れ、入れ」と言うから、

廊下を真っすぐ進んで小さなドアを開けると、

リビングに入った。


と、同時に良い香りがする。



「ケン、ただいま」

後ろから来た先生が声をかけた方を見ると、

男の子がフライパンを持って「おかえり」と不機嫌に言った。