「まただ…」 お金を手に取りながらつぶやいてしまう。 ケンちゃんがそばにきて、ポンポンと頭をしてくれた。 アタシはいつものようにそのお金を引き出しに入っている封筒にいれる。 封筒はもうパンパン。 「ひーはえらいよ」 ケンちゃんが優しく抱きしめてくれる。 彼がいなかったらアタシ… そう思うと涙がでる。