ミチコには家庭が。だけどワシには・・・ 暗い部屋に帰るたびに、悲しくなった。 しかし、そんなワシを知ってか知らずか、優しい妹はちょくちょく連絡をくれた。 ワシが非番で休みだと知れば、小言を言いながら掃除をして、 ご飯を作り、一緒に食べた。 楽しそうに結婚生活を話すミチコはとても輝いていて、 そんな彼女を見るたびに自分も早く家族を作りたいと思えるようになった。 季節は巡って、冬のとても寒い日にそれは起こった。