なんて明るい姉妹なんだろうと思った。
さっきまで落ち込んでいた俺のキモチを、ガラリと変えてくれた。
「あっ、アタシたちご飯食べたら寝るから!!
後はごゆっくりぃ〜!!」
「おやちゅみー!!」
そそくさと食事を済ませ、アキとリナは部屋に入っていってしまった。
「………」
「………」
お互いに、どうしたらいいか分からない、といった感じだろうか。
最初に沈黙を破ったのは、いずみだった。
「戻らなくていいの?」
「え?」
「マリんち。」
「あぁ……戻りたく…ないんだ」
「そっか」
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