ナオキの家に着いて、しばらく経ってからいずみは来た。 ん? なんか違うような… あっ、髪の毛だっ!! いずみが座り、乾杯をしてから話し掛けた。 「ねぇ、髪の毛染めた?」 「あっ、うん。」 少し顔を赤らめて俯く姿が美しくて、俺まで赤くなっていると思う。 「ゆうくんも。」 「あっ、分かる〜?弟と美容院行ってきた!! 何かしてないと寝バックレしちゃうからさ!!」 「そっか(笑)!!」 そんな俺らの会話に、マリが首を突っ込む。 「ってか、今会ったんじゃないの〜?あやし〜!!」