酔っ払っている彼は、何だかずっとヘラヘラしていて。 それが無性にアタシをイラつかせた。 家に帰ってから、アタシが客のメールを返していると…… 「何、携帯いぢってんの!?もしかして浮気?」 不機嫌そうな顔をして、アタシに聞いてきた。 「違うよ。お客さん。」 「どうだかね?客って言えばいいと思ってんだべ?」 ―――プツン アタシの中で、何かがフッ切れてしまった。