「君は生まれ変わってマイチャンに会いたいって思わない?」
「会いたい!」
「じゃあマイチャンに会いたいって強く願ってね」
「うん」
僕は思った。
『マイチャンに会いたい!』
僕は目を閉じた
目を開けると
小さな子猫たちかバスケットの中に僕と一緒にいる。「この子がいい!」
この声はマイチャンの声だ。
「タマが死んじゃってからもう猫は飼わないって言ってたのに」
この声はマイチャンのお母さんだ。
「この子タマに似てるんだもん!」
そうか!
僕は生まれ変わったんだ
それならあの空の国は命の始まりと終わりの国だったのかな?
そうだったならあの国は………



END