公開死刑の前日

僕は星空を
牢屋に入れるよう
王様から命令された



僕はそれに従った




『海樹…?

これは?』


もぅ自分が死ぬ事は
分かっていた星空



「僕の服です


星空姫の代りに
僕が死にます

さぁ早く着て」


僕は自分が着ていた服を差し出す


そして星空の
着ていた服を着た


『なぜ?』


不思議そうな
星空


「僕は星空姫の兄です

双子の…


だから星空には
死んで欲しくない!


星空…

逃げて


僕の分まで


生きて」



そう言って僕は
星空の髪を編み込んで
短くした