その後は、悠斗を部屋に連れて行って、意識が朦朧としてるのをいいことにキスして、そのままベッドに押し倒したというわけ。

悠斗があんまりかわいいから、俺も余裕なくなって、けっこう無茶しちゃったけど。
本当はあんなに無茶するつもりはなくて、もっと優しくしてあげるつもりだったのに。

ずっと好きだった相手が自分の腕の中にいたんだから、余裕がなくなるのは当たり前だったんだけど。


朝になって、悠斗に「誰だ」って言われた時は、かなり落ち込んだ。

あれだけ酔ってたんだ。
俺の事も全部覚えてないだろうってわかってはいたんだけど、本人から実際に言われるとかなりきつい。
だからあの後も…

あとは、悠斗も知っての通りって事になる。