ガチャリ、と、生徒会室のドアが開いた。 「おはよう」 小さな生徒会長が満面の笑みで入ってきた。 「おはよう、優希」 「今日は渡瀬君と小暮君は?」 「二人とも今日は休み」 「そっかあ、まぁ、夏休みだしね」