らぶりぃ。

盛り上がる人たちをよそに、私は一番左に置かれた生徒会長の写真に釘付けになった。

これは、この人は!

『らぶりぃ君』だ!!

心臓が口から飛び出すかと思うほどドキッとした。

「あやめどうしたの?」

麻里が私の様子に気がついた。