俺が、今までどんだけ悩んでたか? 俺だけがお前を好きになってんじゃないかって。 俺、スゲー嫌われてんじゃないかって。 でも…お前の気持ち聞いたいまからは、 お前はずっと俺のもんだからな。 離さねぇ。 お前が離せっつても離してやんねえからな。 俺と京香は、生徒の声が体育館に入って来るまで、 黙ってずっと抱き合ってた。 _