改定版・発見

「じゃあ、行こう。」


空は、私の手をとり歩き出した。


「どこ行くの?」


「2人きりになれるとこ。
メメがかわいすぎだから、周りに見せたくない。」


私は、恥ずかしさで下を向いた。


「あのさ....。
俺の家...イヤ....やっぱ送るよ。」


空は、歩きながら少し冷静になったみたいだ。


「じゃあ、家に来る?
たぶん、誰もいないよ。」


「それはそれでまずい気がするけど。」


空は、困っていた。


私は、ふと気づいた。


「ねぇ。
私、空に好きかもっていったよね?」


「えっ?
あぁ。
てか、間違いとか?」


空が慌てだした。


「違うの。」


「やっぱ、家で話聞いて?」


「あぁ。」


私は、真剣な眼差しで空に言った。



空は、頷くしかなかった。