改定版・発見

「じゃあさ。
俺は、その状態でメメのそばにいていいの?」



空は、こんな中途半端な感じが嫌なんだろうな。


それだけは、わかる。



「いてくれないの?
じゃなきゃ、もっと好きになれない。」


なぜか絶対に普段は、素直にいえない照れるようなことを素直に私は空に言っていた。


私は、まだ自覚をしていなかった。


しかも、私たちはここをどこか忘れていた。



カラオケをでてそのままの状態。


すれ違う人たちは、メメと空を好奇の目で見ていた。


それが気にならないほどメメと空は、2人の世界に入っていた。