クラスの王子様

「水島くん?」

駆け寄ってきたのは水島だった。

「優希ちゃん、俺とこ選んでくれたんやぁ。」

優希は驚いた。

「ここは俺の親がやってるんやぁ。水島雄二て知らん?あれ俺のオトンや。」

「あの料理人の?!」

「オトンの料理はホンマにうまいからなぁ。今度食べさしたるわぁ。」

「水島雄二て行ったらかなり高い料亭の料理人じゃない!雑誌でもよく取材されてるよね。スゴい!!」

水島に連れられ寮の中に入った。