そうなんだよね…
こんなにわかりやすく
アピってんのに
泰生先輩には
本気にされてない…っぽい。
「心暖のいい所は
諦めずに頑張るとこだよ
まぁ…頑張れ
あっ、俊が来た」
ちぇっ…
褒められてんのか
貶されてんのかわかんないよ。
彼氏の俊(トシ)君が来た途端
私の事そっちのけで
満面の笑みで駆け寄っちゃって~
でも、仲良しな
俊君と澪を見ていると
そんな2人になりたい…
その相手は…泰生先輩…
そう思いつつ
羨ましくなっちゃうんだ。
そんな日
いつかは…来るのかな?
授業が終わるのをそわそわと待ち
チャイムが鳴った途端
ダッシュで廊下に出た。
泰生先輩は次は体育だから
下駄箱に出てくるんだ。
今の時期の体育は
マラソンだから…。
友達数人と一緒に談笑ながら
階段を降りてくる泰生先輩。
その姿を見るだけで
ドキドキする…。
「泰生先輩ッ」
階段の影から現れた私に
ちょっと引き気味。
「また、おまえかよ」
「まぁまぁ泰生
こんな可愛い後輩に
慕われてていいじゃねぇか」
いつもフォローを入れてくれる
航也先輩
「ありがとうございます」
「調子にのんじゃねぇよ」
うぅ…泰生先輩キツイ…
「泰生も照れてんじゃねぇよ」
そんな泰生先輩に
いつもちょっかいを入れる
和真先輩
「バーカ
そんなんじゃねぇよ」
そう言いながら
ポーカーフェイスを作ってるけど
髪で隠れた耳が
チラッと赤くなってる。
こんな先輩にもドキッとして
私まで顔が赤くなっちゃうんだ。
「俺ら先に行ってっからよ」
階段下に残された私と泰生先輩。
こんなにわかりやすく
アピってんのに
泰生先輩には
本気にされてない…っぽい。
「心暖のいい所は
諦めずに頑張るとこだよ
まぁ…頑張れ
あっ、俊が来た」
ちぇっ…
褒められてんのか
貶されてんのかわかんないよ。
彼氏の俊(トシ)君が来た途端
私の事そっちのけで
満面の笑みで駆け寄っちゃって~
でも、仲良しな
俊君と澪を見ていると
そんな2人になりたい…
その相手は…泰生先輩…
そう思いつつ
羨ましくなっちゃうんだ。
そんな日
いつかは…来るのかな?
授業が終わるのをそわそわと待ち
チャイムが鳴った途端
ダッシュで廊下に出た。
泰生先輩は次は体育だから
下駄箱に出てくるんだ。
今の時期の体育は
マラソンだから…。
友達数人と一緒に談笑ながら
階段を降りてくる泰生先輩。
その姿を見るだけで
ドキドキする…。
「泰生先輩ッ」
階段の影から現れた私に
ちょっと引き気味。
「また、おまえかよ」
「まぁまぁ泰生
こんな可愛い後輩に
慕われてていいじゃねぇか」
いつもフォローを入れてくれる
航也先輩
「ありがとうございます」
「調子にのんじゃねぇよ」
うぅ…泰生先輩キツイ…
「泰生も照れてんじゃねぇよ」
そんな泰生先輩に
いつもちょっかいを入れる
和真先輩
「バーカ
そんなんじゃねぇよ」
そう言いながら
ポーカーフェイスを作ってるけど
髪で隠れた耳が
チラッと赤くなってる。
こんな先輩にもドキッとして
私まで顔が赤くなっちゃうんだ。
「俺ら先に行ってっからよ」
階段下に残された私と泰生先輩。

