後姿を目で追いかけるけど
その距離は開くばかり…。
私がどれだけ必死になっても
これが現実。
泰生先輩が見せてくれる
優しい瞳。
それに期待して
甘えて…
ただ一途に想いを寄せ
それを
表してきただけだったけど…
泰生先輩に迷惑かけちゃった…。
「ウッ…ウゥ…ヒッ…ヒック…」
私の泣き声に溶けるように
静かに空から雪が舞い落ちる…。
……泰生先輩…。
「…ゴメッ…ヒック…ゴメ…ンナサイ」
見えない姿に謝り続けた…。
バレンタインに
告白しようだなんて
そう思う事自体間違えてた。
これだけ…泰生先輩に
迷惑かけてたんだもん。
自分の好きって気持ちを
押し付けてただけ…。
ぶっきらぼうで
クールだけど
優しい…
そんな泰生先輩に甘えて
図に乗ってた。
ポケットに手を入れると
あの日の泰生先輩の手袋…。
それを両手で握り締め
胸元で抱きしめた。
手袋と同じように
泰生先輩の優しさは
温かかった…。
それだけでも…十分だよね…。
その距離は開くばかり…。
私がどれだけ必死になっても
これが現実。
泰生先輩が見せてくれる
優しい瞳。
それに期待して
甘えて…
ただ一途に想いを寄せ
それを
表してきただけだったけど…
泰生先輩に迷惑かけちゃった…。
「ウッ…ウゥ…ヒッ…ヒック…」
私の泣き声に溶けるように
静かに空から雪が舞い落ちる…。
……泰生先輩…。
「…ゴメッ…ヒック…ゴメ…ンナサイ」
見えない姿に謝り続けた…。
バレンタインに
告白しようだなんて
そう思う事自体間違えてた。
これだけ…泰生先輩に
迷惑かけてたんだもん。
自分の好きって気持ちを
押し付けてただけ…。
ぶっきらぼうで
クールだけど
優しい…
そんな泰生先輩に甘えて
図に乗ってた。
ポケットに手を入れると
あの日の泰生先輩の手袋…。
それを両手で握り締め
胸元で抱きしめた。
手袋と同じように
泰生先輩の優しさは
温かかった…。
それだけでも…十分だよね…。

