バタンッ



襖を閉めた音と同時に敷かれていた布団に押し倒された




あたしの上に跨がってじーっと見てくる






あー
あたしこんな奴に初めて奪われるの??





そんなのぜーったいにヤダ!!






「離してよ」

「嫌」

「こんなことして後でどうなるかわかってんの?」

「大丈夫ですよ。金でもみ消しますから」











カッチーン


あったまきた!!




「あんたバカじゃないの!?」

「バカでもいいんですよ。じゃあ、いただきます。」






そしてソイツはあたしの首に唇を当ててきた



やだ‥

気持ち悪い‥‥


嫌な記憶が蘇る



ガブッ

「いってー!!!!!!お前‥噛みやがったな!!」


血が出るほど耳を噛んでやった



ソイツはあたしを殺してやるって目つきで睨んできた








今だ!!!!!!


思いっきり大事な所を蹴った







「うわぁ゛〜!!!!!!!痛いー!!!!!」


うめき声はこの屋敷全体に聞こえるほど大きかった



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