「滝山の執事が玲に何の用だ??」




ん?
この声は瀬凪じゃない



声がした方を向くと

滝山の執事を睨みつける
矢澤陽がいた





「あなたは矢澤グループの」


「そうだけど?」





こ、怖っ!!
何でこんなに怒ってんの!?






「佐山、もういい」


滝山の執事の後ろから
声がした



「涼二‥」


「この前はどーも」






二人は睨みあって
今にも喧嘩しそうな勢いだった





これは何かマズイ雰囲気??

てか何でこんな状況になってるの!?






「ちょっと玲、借りるぞ」


と滝山に引っ張られたとき


「おい待て」




と矢澤陽が滝山の肩に手をおいた

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