「でも、あいつらほっといていいの!?」


「良いに決まってるじゃない!!大事な娘にこんなことして!!絶対許さないわ!!!」






ママ久々にスイッチ入っちゃったね〜!!
あの親子どうなるか
楽しみ♪








外に出ると瀬凪がドアを開けて準備をしていた



「お帰りなさいませ奥様」


「ありがとう」







あたしが車に乗ろうとしたら急に腕を捕まれ

「玲!?どうしたその傷は!?」


「あぁ〜色々戦っちゃって‥ね」


「帰ったら手当てしてやるから早く乗れ!」




あたしは強引に乗せられた




「あら瀬凪♪よっぽど玲が心配なのね」


とコソコソとあたしに言ってくる


「そりゃ怪我してんだから心配くらいしてくれるんじゃないの??」


「そうかな〜??ま、そうよね♪瀬凪は玲専用の執事だもんね♪」






そうあたしだけの執事




―雛美沢　瀬凪―
（ひなみざわ　せな）


あたしが産まれた時に
この蛯透家に来たんだって


代々雛美沢家は蛯透家の執事らしい‥




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