理由は特にない‥ 何でだろう? 急にあの場所に行きたくなって‥ 細胞があの場所を求めてるみたい 「あそこは本当に良い場所なんですがね、ちょっと山奥にあるからねえ‥」 そう言えば確か少し外れた所にあったな‥ 小さい頃は山道に揺れる車が心地好く感じたっけ 「ちょうどお嬢さんと同じくらいかな?そのくらいの男の子がよく行ってるんだよね」 もしかして知り合いかい? そう言ってミラー越しにあたしを見る 誰だろう‥ あたしと同じくらいの人 一瞬、矢澤陽の顔が過ぎった ‥‥‥‥‥まさか‥ね .