声をかけようとした瞬間、病院行きのバスが来た。 「あっ、じゃあ藤くん。またね」 「あ…うん。ばいばい」 爽やかな笑顔で 去って行った百緋ちゃん バスの扉が閉まり 発車していく。 「俺、なんか変な事言ったかなあ…」