バスに
滑りこむように、乗った。

冬なのに汗だらだら

髪もぼさぼさ


「最悪…」

ため息をつく

「すごい頭だね」

隣から声が聞こえた

「百緋ちゃん!」

思わず大きい声を出してしまった