「!?なっ、何飲ませたの」
「お前がくれたチョコレート」
「えっ!!なっ、なんてことしてるのよ!!」
「なんでだよ、普通のチョコだろ?まさか媚薬でも入ってるのか?」
図星を突かれて、何も返せなくなった。
「入ってるんだ…これの効能、結構早かったよな」
「雄作も食べようよ…」
「やだ、さぁて玲奈まず俺に謝ることあるだろ?」
「あっ…チョコと昨日の飲み物に媚薬勝手に入れてごめんなさい」
深々と頭を下げて謝った。
「それでよし。さて、そろそろかな?」
「へっ?」
そう言われると、身体が熱くなってきた気がする玲奈。
「さっ、ゆっくり出来るところ行こうか」
「え、どこ?」
「俺用に、苦くしてくれたんだろ?チョコ」
「あ、うん」
「俺甘いののが好きなんだよ」
(チョコも、玲奈もね)
そう、雄作は耳元で囁いて私を“ゆっくりできるところ”へ連れていきました。
そのあとどうなったのかは…
「ご想像にお任せします」
「やっ!雄作のバッ……!!」
・おしまい・
(次頁後書き→)