狂愛~狂うほどに君を~





いつも、どんな時も




泉は千の一番の理解者だった。




そして千は泉の一番の理解者だった。




けれど・・今は敵対者。




こんな運命の歯車に翻弄されているのは




泉か、千か。




否・・両者共にか。




たった一人の少女が




一人では生きていくことすら叶わない少女が




二人の運命を変えていく。




運命の向かう先は




光か闇か。




答えは誰も知る由もない。