『広い…。』 スープを食べるとゆずはすぐさま睡魔に襲われ千のベッドで眠りに落ちた。 翌日、目が覚めるとそこに千の姿は見つからなかった。 だが部屋に留まっていることが出来ず自分のいた部屋から出てみたのだ。 一度外に出ようと出口を探してみるが部屋を出るとそこはお城のように広かった。 『おや…君は?初めてみる顔だね。』