「.....き。」


「えっ?」


「好き。」


顔を赤くして言う萌。


可愛すぎ。


「もう無理。」


俺は、萌を押し倒した。


「えっ?紀一....」



萌は、吃驚して目をパチクリしていた。


「こんな可愛いと無理だから。」


俺は、萌にキスをした。


何回も何回も啄むようなキスを。


「紀一が言わせたんでしょ?」


「だって....萌が冷たいから。」


俺は、正直に言った。


「冷たいかな?」


萌は、わかってないみたい。


「さっきのなにだってウザそうな感じだったし。」


「ちょっと考え事してるからかな?」


「考え事?悩みでもあるの?」


気づかなかった。


「う〜ん。紀一には、秘密。」


萌は、首を傾げた。


それは、かわいいんだけど....