「じゃ、夏紀ちゃんは?」 真菜が雫ちゃんから夏紀ちゃんに向き直った。 「……あたしぃ?…ん~あたしは、彼氏いるよぉ」 レモンティーを見つめながら、夏紀が言った。 「夏紀の彼氏は、年上なんだよ~」 雫ちゃんが、ニコニコしながら言った。 「年上って?」 あたしがそう言うと、夏紀ちゃんが小さな声で言った。 「…………大学生…?」 ええぇぇ!!?