高校に行き始めてから約1年が経った。
そして、高校2年生と言えばやはり修学旅行。その準備が少しずつ進んでる。
悠也たちの高校の修学旅行は沖縄だった。
しかし、結衣の高校の修学旅行は北海道だった。
二人は全く違う行き先だった。
そして、修学旅行と言えば自由行動。
悠也は相変わらず女子からモテており一緒に回るのはやっぱり女子だった。
けど結衣は薬を止めようとしたが止めることができなかった。でも、以前よりは服用する量を努力して減らしているのだ。しかも、学校にも毎日行くようになった。
二人は別々の道を歩み始めている。
そんな時、結衣たちの高校では前回、北海道に行っているから今度は沖縄に行こうと言う話も出ていた。
しかし、悠也たちの高校は予定通りの沖縄だった。
そして、結論がでて結衣たちの高校は沖縄に決まった。
それぞれ、沖縄についてどこに行くとか何を食べるかなどを調べた。
悠也も結衣も同じ日に同じ所の修学旅行とは知らなかった。
そして、出発前日いつものように学校に着くとクラスのみんなが少し変な気がした。黒板を見ると一枚の写真が貼ってあった。近くで見てみるとボスとの薬の取引場面だった。
するとみんなから「お前薬やってんのか?」そうすると結衣はただしてないだけ言って走って教室を飛び出した。
そして、自殺をしようとしてもできなかった。なら薬を止めようと思った。自分ではしてないつもりだが手が勝手に薬に向かっていってしまった。結局この日は、一睡もせずに学校に行くことになった。そんなことよりまたあんなことを言われたりするのでないかと不安がとてもあった。
すると、クラスのみんなは結衣のことを信じてくれた。
結衣はとても嬉しかった。