そして、いよいよ受験シーズンがやってきた。悠也はもちろん同じ高校に行くのだろうと思っていた。そして、月日が流れて受験当日一緒に受験会場に行った。そこの場所に着くと結衣は悠也に言った。「頑張ってね!」と。悠也は最初意味がわからなかった。結衣は「試験終わったら話したいことがある!」と言った。
そして、試験が終わってすぐに結衣のもとに駆けつけた。それで、悠也は「なんで試験受けなかった?」と聞くと結衣は話し出した。「結衣ね。両親が釈放されて家に戻ってくるから近くの高校受けなければいけなくなったんだぁ~」と言った。そして、悠也は「なんで俺に相談してくれねぇ-んだよ?」と聞いた。結衣は「悠也には幸せになってほしいの!」と言った。悠也はすぐに「結衣と一緒にいることが幸せなんだよ」と言った。結衣は「私たちが出会ったのは運命だからまた会えるよ」と言った。悠也はとてもショックだった。
そして、春になり二人とも第一志望の高校に合格した。
それで、相変わらず悠也は高校でも人気者になり好きな人などがたくさんいた。いつも、女子からの告白される日々が続いた。しかし、中学校の時は、結衣が近くにいたから気持ちが迷うことなどありえもしなかった。けど、最近少しずつ気持ちが揺れてきてることは自分でも感じていた。そして、ある日曜日、結衣が楽しそうに家族とおしゃべりしながら話してるのを見た。悠也はつかさず結衣の場所に行こうとした。すると後ろから沙紀と言う中学校からの同級生だった。そして、いかにも悠也と沙紀が付き合っているかのように手をつなぎ結衣の前でわざと付き合ってるように見せた。悠也はとっさに手を離そうとしたが結衣は笑って走って逃げて行った。笑っていたが実は結衣はとてもショックだった。それから二人は会わなくなった。