次の日お父さんは仕事を休んだ。
お母さんを病院に連れて行く為だった。
お母さんは外に出るのも歩くのもやっとな状態だった。
家にいる時はいつも通りのお母さんなのに、外で見ると誰が見ても病人っていうくらい痩せ細り、顔色も良くなかった。
車で15分くらい掛かる病院は小さな総合病院だった。
フラフラと歩くお母さんにぴったりと寄り添って歩く。
戸を開けるとひんやりとした廊下が長く続き、病院独特の匂いが充満していた。
あたしは怖かった。
でもお母さんがそこまでひどいとも予測できず、ただ病院に行けば悪いところをすぐ治してくれる…そう信じていた。
『ちょっと待っててね』
お母さんが診察室に入る。
あたしとお父さんは薄暗い待合室でただ待つしかなかった。
どれくらいの時間が経ったんだろう。
気が付くとお母さんは血液検査からレントゲンまで済ませて戻ってきていた。
診察室のドアが開き、看護婦さんがお父さんを呼んだ。
次に出てきた時にはふたりともあたしに笑い掛けてはくれなかった。
『今日からお母さんは検査入院しなきゃいけないんだ…だから桃子はおうちでいい子しててね』
入院??
『やだ!!桃子はお母さ
お母さんを病院に連れて行く為だった。
お母さんは外に出るのも歩くのもやっとな状態だった。
家にいる時はいつも通りのお母さんなのに、外で見ると誰が見ても病人っていうくらい痩せ細り、顔色も良くなかった。
車で15分くらい掛かる病院は小さな総合病院だった。
フラフラと歩くお母さんにぴったりと寄り添って歩く。
戸を開けるとひんやりとした廊下が長く続き、病院独特の匂いが充満していた。
あたしは怖かった。
でもお母さんがそこまでひどいとも予測できず、ただ病院に行けば悪いところをすぐ治してくれる…そう信じていた。
『ちょっと待っててね』
お母さんが診察室に入る。
あたしとお父さんは薄暗い待合室でただ待つしかなかった。
どれくらいの時間が経ったんだろう。
気が付くとお母さんは血液検査からレントゲンまで済ませて戻ってきていた。
診察室のドアが開き、看護婦さんがお父さんを呼んだ。
次に出てきた時にはふたりともあたしに笑い掛けてはくれなかった。
『今日からお母さんは検査入院しなきゃいけないんだ…だから桃子はおうちでいい子しててね』
入院??
『やだ!!桃子はお母さ

