あぁ〜…

あたしのバカ〜!



あたしは、家まで全速力で走って帰った。






「ただいまっ!!」



あたしはそれだけ言うと、自分の部屋に入った。



「なんで、こんなに遅かったの?」



声のした方を見ると、ドアの側にコウがいた。



「いろいろあったの。」

「ふぅん。それより、今日はありがと。で、これみんなカラ。」



コウは、袋を渡してきた。


「なに?プレゼント!?ありがと♪」

「それだけだから。」



あたしは、コウが出ていったのを見ると、袋を開けた。



「……なにこれ…。」