ホント、情けなすぎる・・・・
「えっ? どうしたの?」
「あ・・いえっ! すみません!!」
彼からの問い掛けに やっと、ポロポロ零れ落ちる涙に気づいた。
慌てて指先で目尻を拭い、苦笑いをしたけれど。
突然、彼が屈んで 私の顔をジッと、覗き込んできた。
「俺・・何か言ったかな?」
心配そうに、尋ねられたけれど。
「ちっ 違います!
ただ、こうやって戻ってきたのが嬉しくてっ!」
今度は、彼の顔が近づいたコトに ドギマギする心臓が煩い。
不謹慎ながら、ドキドキしてしまう・・・
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…