おいで。




先生はちいをなかなか

離してくれなかった



「…せんせ?」





「ち~あぁ~っ」


叫ぶ声と共に

抱き締めてる手が緩む




「じゃ、話は終わりだ。」


「ふぁい…」





先生は足早に教室を出て行った。

なんだったの?


そしてちいの背後に
人の気配を感じた

ちいは静かに後ろを振り向く


「智愛っ、」





「莉衣ちゃ…」