ラブ@メール



「もうひとりは?」


咲が、ハルの後ろの方を見ながら言った。

ハルも、後ろを振り向く。


「コンビニ寄るから、先に行ってろって言われたんだよね。もうすぐ来ると思うんだけど。」


私は、すっかりハルに見とれてしまっていた。

ハルが後ろを向いたときの、あごから耳にかけてのラインが、すごく綺麗だった。


すると、後ろからハルを呼ぶ声が聞こえた。