水族館で、女子二人がトイレに行っている間、男二人はクラゲを見ていた。
律子が先に戻ってきて、
「俺も。」と、
光一がトイレへ向かった時、
「ねぇ、木村くんは香織のこと、どう思ってるの?」
律子が、なにか意味あり気に尋ねてきた。
自分の気持ちを読まれていると思った徳幸は、
「なに?」
警戒するも、
「な〜んかイイ感じだからさ!」
「な、なんだよそれ。」
ニヤけてしまうのを必死に押さえていた。
「今日のことも、言い出しっぺは香織だったの!私はてっきり、小出くん連れてくると思ったんだけどさ。」
「碧人?」
「うん。光ちゃんも小出が来ると思ってたみたいだよ。三人おな中でしょ。」
「…碧人に断られたか、俺に気を使ったかじゃねーの?」
軽くがっかりする徳幸。
「そーかなぁ?はじめから木村くんを誘うつもりだったんじゃない?」
その言葉に、すぐに気を取り直す。
が、
「はじめからこの辺に来たかっただけじゃね?」
と、冷静に、そう言い返してみせたところで、
丁度、波多野も光一も戻って来た。
(どーゆー意味だ?)
律子が先に戻ってきて、
「俺も。」と、
光一がトイレへ向かった時、
「ねぇ、木村くんは香織のこと、どう思ってるの?」
律子が、なにか意味あり気に尋ねてきた。
自分の気持ちを読まれていると思った徳幸は、
「なに?」
警戒するも、
「な〜んかイイ感じだからさ!」
「な、なんだよそれ。」
ニヤけてしまうのを必死に押さえていた。
「今日のことも、言い出しっぺは香織だったの!私はてっきり、小出くん連れてくると思ったんだけどさ。」
「碧人?」
「うん。光ちゃんも小出が来ると思ってたみたいだよ。三人おな中でしょ。」
「…碧人に断られたか、俺に気を使ったかじゃねーの?」
軽くがっかりする徳幸。
「そーかなぁ?はじめから木村くんを誘うつもりだったんじゃない?」
その言葉に、すぐに気を取り直す。
が、
「はじめからこの辺に来たかっただけじゃね?」
と、冷静に、そう言い返してみせたところで、
丁度、波多野も光一も戻って来た。
(どーゆー意味だ?)


