「最近、来ないんだね。忙しいの?」
「別に…まあ、君と違って、僕には色々と」
「今、何してんの?」
「人の話を聞けよ!」
「話があるんだけど、今、大丈夫?」
「あ、ああ。(まさか告白か?なーんて!)」
「兄貴と喧嘩でもした?」
「んっ…(そうだった。俺、とっくに告られてたんだった!)あれ?寂しいのかな?」
「兄貴がね!…暇そうにしてる。」
「コービーは?」
「来ない。あ、こないだ光ちゃんは来てたけど。」
「ふ〜ん。」
「なんかそっち、騒がしくない?」
「あー、ガキん時の友達と一緒なんだ。」
「あ、ごめんね!」
「いーの、いーの!ファミレスでダベってるだけだから。」
「どこの?」
「ばぁちゃん家の方。明日、花火大会があるからさぁ。」
「へー。じゃあ、またあとで電話する!」
「あぁ…つーかさ!…別に、たいしたコトじゃないんだ!コービーだって、すぐに顔だすよ、きっと!」
「…トクは?」
「え、俺?!…俺も、そのうち…」
徳幸は、ドキッとした。
なんてことない、茜の一言だったが、
聞きようによっては、
茜が自分を待ちわびているようにもとれ…
勝手に意識して、言葉につまったのをごまかすように言った。
「そんなに俺が、待ち遠しいっすか?」
「別に…まあ、君と違って、僕には色々と」
「今、何してんの?」
「人の話を聞けよ!」
「話があるんだけど、今、大丈夫?」
「あ、ああ。(まさか告白か?なーんて!)」
「兄貴と喧嘩でもした?」
「んっ…(そうだった。俺、とっくに告られてたんだった!)あれ?寂しいのかな?」
「兄貴がね!…暇そうにしてる。」
「コービーは?」
「来ない。あ、こないだ光ちゃんは来てたけど。」
「ふ〜ん。」
「なんかそっち、騒がしくない?」
「あー、ガキん時の友達と一緒なんだ。」
「あ、ごめんね!」
「いーの、いーの!ファミレスでダベってるだけだから。」
「どこの?」
「ばぁちゃん家の方。明日、花火大会があるからさぁ。」
「へー。じゃあ、またあとで電話する!」
「あぁ…つーかさ!…別に、たいしたコトじゃないんだ!コービーだって、すぐに顔だすよ、きっと!」
「…トクは?」
「え、俺?!…俺も、そのうち…」
徳幸は、ドキッとした。
なんてことない、茜の一言だったが、
聞きようによっては、
茜が自分を待ちわびているようにもとれ…
勝手に意識して、言葉につまったのをごまかすように言った。
「そんなに俺が、待ち遠しいっすか?」


