まずは、その曲の自分のパートを、各々で練習しなければならない。
まだ、そんな段階だが、
新たな挑戦と成功に向けて、
なんとか一歩を踏み出せたところだった。
「おはよ。」
教室の前で波多野に声をかけられ、
「うす。」
徳幸は、立ち止まる。
「どう?練習は捗ってる?」
「まあまあ。つーかさ、自分で言いだした曲だから、しっかりやらねーとなんだけど、意外と繊細で難しいんだよ!ヤバい!」
「あの人達の曲はメッセージ性が強いからね。」
「そーなんだよ!勢いじゃごまかせないから…頼れるのは碧人の声と人気だな。」
「自分だって!」
「…歌詞は作者の気持ちだけどさ、それを聴いて胸に響かせて、どう解釈するのかは、俺たちの勝手じゃん?」
「まあね。」
「その歌詞に共感したヤツなら、その曲をどう唄っても、原曲を知らない人の心にも届くと思うんだよね。」
「何の曲にするの?」
「まだ、それは内緒です!」
「ふーん。じゃあ、楽しみにしとくね!」
「じゃあ、猛練習しとくね!…コレが結構大変。」
「あはは。」
「なぁ波多野。」
「ん?」
「大丈夫か?」
「!あは、何がぁ?」
「いつでも…顔出せよな。」
「このまえも言ってたよね?そんなこと。」
まだ、そんな段階だが、
新たな挑戦と成功に向けて、
なんとか一歩を踏み出せたところだった。
「おはよ。」
教室の前で波多野に声をかけられ、
「うす。」
徳幸は、立ち止まる。
「どう?練習は捗ってる?」
「まあまあ。つーかさ、自分で言いだした曲だから、しっかりやらねーとなんだけど、意外と繊細で難しいんだよ!ヤバい!」
「あの人達の曲はメッセージ性が強いからね。」
「そーなんだよ!勢いじゃごまかせないから…頼れるのは碧人の声と人気だな。」
「自分だって!」
「…歌詞は作者の気持ちだけどさ、それを聴いて胸に響かせて、どう解釈するのかは、俺たちの勝手じゃん?」
「まあね。」
「その歌詞に共感したヤツなら、その曲をどう唄っても、原曲を知らない人の心にも届くと思うんだよね。」
「何の曲にするの?」
「まだ、それは内緒です!」
「ふーん。じゃあ、楽しみにしとくね!」
「じゃあ、猛練習しとくね!…コレが結構大変。」
「あはは。」
「なぁ波多野。」
「ん?」
「大丈夫か?」
「!あは、何がぁ?」
「いつでも…顔出せよな。」
「このまえも言ってたよね?そんなこと。」


