コンビニに入り、必要なものを買った。


チューチューアイスを傷に当てながら、
今度は、
小出家までの道のりを行く二人。


「部活って何やってたの?」

「バスケ」

「あ、かんちゃんと同じだ。」

「かんちゃん?ああ、神戸の“かん”。」

「あたしは昔っから“かんちゃん”。って言うか、コービーなんて、恥ずかしくって呼べないよぉ。だって、こってこての日本人顔なんだもん。」

「ぷっ。俺も、はじめは抵抗があった。コレ内緒!」