『じゃあ先生はどうなんですか』 紅茶の赤色にうっとりする。 「私は不思議な事を当たり前の事だと思う人間だ」 胸を張って答えた。 『くだらない毎日ですね』 「あぁ、まったくだよ」 紅茶の香りが優しい。 午後の時間。 顔を見合わせて笑いあった。 end