『natural source』(naturally番外編)


「本業の方を辞めたらどうだ? そうすればシュリ様は大人しくなると思うが」


「出来ません」


団長の提案に考える間もなく即答した俺に、団長は眉をひそめる。


「おまえは長い間よくやってくれている。ここらでこの仕事から足を洗ってはどうだ?」


「いえ。そのつもりはありません」



暗殺なんて長くやる仕事じゃない。

団長は何度もこう言って、俺に引退するように持ちかけてきた。
しかし、俺の答えは同じだ。
俺に暗殺を辞めるという選択肢は無い。


「はぁ、おまえも難儀なことだな……」

「…………」

「ショウ、おまえが父親に恩義を感じて跡を継いだのはよくわかっている。ならば……生きていく理由を見つけるのも親孝行ではないか? 父親がおまえを見つけたように」