「あなたのような立派な貴族にはわからないでしょうが、身分なんて関係ありませんよ。それに、彼女の美しい顔は三日三晩見ていても飽きることなく、僕を魅了しますから」
こう言ってランシェ様は抱き寄せ、わたしを胸に隠してしまう。
「ほぉ……。では、邪魔な年寄りは退散しますかな」
ゆっくりと遠ざかっていく足音を聞きながらも、わたしの胸は不覚にもさっきから高鳴りっぱなし。
「……名残惜しいのはわかるけど、離れろ」
「ランシェ様が勝手にっ! …………あ、ありがとうございましたっ」
ランシェ様に助けられたのは事実。
一応はお礼を言って、さっさとこの場から離れてしまおう。
そう思って、足を踏みだそうにも前に進まない。
「もうちっとゆっくりしていけよ? 俺様に言わなきゃいけないこと、あんだろ?」
わたしの服の裾をしっかりと握ったランシェ様がこう言ってニヤリと笑ってる。
やっぱり……言わないわけにはいかないか……。
この人には、知られたくなかったなぁ……。
こう言ってランシェ様は抱き寄せ、わたしを胸に隠してしまう。
「ほぉ……。では、邪魔な年寄りは退散しますかな」
ゆっくりと遠ざかっていく足音を聞きながらも、わたしの胸は不覚にもさっきから高鳴りっぱなし。
「……名残惜しいのはわかるけど、離れろ」
「ランシェ様が勝手にっ! …………あ、ありがとうございましたっ」
ランシェ様に助けられたのは事実。
一応はお礼を言って、さっさとこの場から離れてしまおう。
そう思って、足を踏みだそうにも前に進まない。
「もうちっとゆっくりしていけよ? 俺様に言わなきゃいけないこと、あんだろ?」
わたしの服の裾をしっかりと握ったランシェ様がこう言ってニヤリと笑ってる。
やっぱり……言わないわけにはいかないか……。
この人には、知られたくなかったなぁ……。

