甘く感じるのは…




久しぶりだから…?




違う…




杉浦くんのキスは…




無理矢理されたって甘い。




「先輩…」




角度を変えて、何回も繰り返されるキス。




力が抜けそうになった時、杉浦くんが支えてくれた。




そして抱き締められた。




「俺…先輩が好き」




ドキッとした。




けど、わからない。




何で私が好きなの?って…




「明日、返事聞かせてください」




杉浦くんはそう言って帰っていった。




私はその場に突っ立ったまま。