「先輩、どれに乗りたいですか?」 私は案内図を見た。 あ…! 遊園地と言えばもちろん! 「ジェットコースター!!」 私は目の前で360度回転しているジェットコースターを指差した。 「杉浦くん、行こう!!」 私は杉浦くんを引っ張った。 けど… 「杉浦くん…?」 杉浦くんは止まったまま動かない。 どうしたんだろう。 「杉浦くーん?」 私は杉浦くんの顔を覗き込んだ。 すると…